エターナル

真実の海(1/18)


テントで一夜を明かし、次の日の朝になってカナリアヴィレッジに帰ってきた一行は、ヒカリの家で一休みした後、マリーの家を訪れていた。
だが、ヒカリはここにいない。
気まずいから嫌だということで、どこか別の場所へ行ってしまった。

カリヤ達は洋館での出来事を話すのではなく、ただ子供達は探しても見付からなかったと伝えた。
マリーはひどく落胆した様子だったが、

「…やっぱり、あの森には、何かいるのかしらねぇ…。」

と、諦めも見られる顔で呟いた。
その目には涙が浮かんでおり、悲しいのは事実であろうが。

「何かって?どういうことだよ?」

「この村にいた子供があの森に入って、帰ってこなくなったことが何度もあったのよ。最近ね。なんでも、怪しい屋敷があるとかどうとか…。」

カリヤ達は、コロラドが子供は洋館に入ってはいけないと言っていたことを思い出す。
実際に、彼ら幼い子供達だけが、浚われてしまった。
だが、あの出来事はあまりにも恐ろしく、言えなかった。

「でも、まさか、あの子達もいなくなるなんて…!」

マリーは両手で顔を覆い隠し、泣き出した。
3人は戸惑う。

「でも、いなくなったとは限らないんだし…。」


- 77 -
前n[*][#]次n

⇒しおり挿入
/99 n

⇒作品艫激rュー
⇒モバスペ脾ook


[←戻る]